【由布市】湯平温泉にある山城屋でのんびり宿泊 または温泉とランチをして日頃の疲れを癒しに行きませんか。
由布市の湯平温泉をご存知でしょうか。
湯平温泉は昭和57年12月に公開された映画、男はつらいよシリーズ第30作目の「花も嵐も寅次郎」のロケ地としても有名ですよね。
湯平温泉は800年の歴史があり、江戸時代に造られた300年の歴史がある石畳は古き良き時代を思わせるノスタルジー溢れる温泉地。
昭和時代は当時全国的に珍しい共同湯の無料開放が行われたり、戦前は別府温泉に次ぐ九州で第2位の入湯客を誇る温泉地だった湯平温泉。
今も石畳を中心に旅館が立ち並び、夜は赤い提灯にあかりが灯ると幻想的な温泉街になるんですよ。
今回は湯平温泉の旅館山城屋に行ってみました。
山城屋は石畳の中間地点の、県道537号(湯平温泉線)と石畳の間に位置する旅館です。
扉を開けると笑顔いっぱいの優しいご主人が温かく迎えてくださいました。
ずっと以前より大女将をはじめお宿の皆さまが、お客さまに気持ちよく楽しく滞在してもらおうと英語や多言語を学ばれ笑顔で対応されている姿を見て、ぜひ山城屋へ行ってみたいと思われていた方も多いのではないでしょうか。
山城屋は今年から「九州八十八湯めぐり」(九州温泉道)の対象施設となりました。
山城屋の温泉は貸切タイプで全部で4種類あります。
⚫︎露天風呂(大)
⚫︎露天風呂(小)
⚫︎内湯
⚫︎陶器風呂
それぞれ貸切スタイルで入れるのが嬉しいですね。
山城屋の温泉の泉質は温泉分析表を拝見すると、
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
アルカリ性の温泉です。
ナトリウムイオン、塩化物イオンが含まれているのでぽかぽかあたたまる、保温保湿効果のある温泉です。加えて炭酸水素塩泉はお肌の余分な皮脂や老廃物、角質などを流し、毛穴からさっぱりしてつるつるのお肌になれる美人の湯とも言われています。
山城屋の内湯や露天からの景色は緑や自然に囲まれて、視覚でも癒されますね。
身体をすっぽり湯に浸けるといろんな疲れがすっと流れていくようです。
こちらの陶器風呂のふくろうの湯は、他のお風呂に比べると小ぶりですがフォルムが素敵で美しいですよね。
どの湯船に浸かってみたいですか?
ランチもとてもおいしいと好評のようですよ。
ランチのお値段は通常1300円のランチを、いまだけ温泉とセットの場合1100円でいただけるそうですよ。
お値段に関しては変更になる可能性もあるかもしれませんので行かれる前に、ご予約の際ご確認いただくのが良いかもしれません。
温泉がとても気持ちよく、ご主人をはじめみなさんの笑顔も心地よく、次回はぜひ山城屋に宿泊しに行きたい!と思いました。
山城屋さんにて宿泊、またはおいしいランチといい湯に浸かったら、湯平温泉街を少し散策されてみてもいいかもしれません。
湯平温泉エリアは今もなお水害の影響が残っており、共同湯は組合員(地元の方)のみの入浴の為入ることはできませんが、石畳を歩きながらちょっと休憩でカフェやお店などに寄ってみるのも楽しいですよ。
今の湯平を自分の目でしっかりみて、皆で湯平温泉を応援しましょう。
山城屋の駐車場ですが、山城屋本館横の駐車場への道は狭く駐車スペースも狭いため、車は県道537号(湯平温泉線)沿いの大きな駐車場に停めていただくのが安心かと思います。
山城屋さんのホームページの駐車場の項目に詳しく記してくださっていましたので事前にご確認いただくのが安心です。
湯平温泉を散策しながら温泉街に沿うように流れる清流、花合野川の水流を眺め、何を想いますか。
みなそれぞれ想いはあると思います。
今回湯平温泉を訪れて、湯平温泉は大分県の大切な温泉地だと感じました。約800年の歴史をこれから先も繋いで、休みの日に心と身体を心地よい湯に浸かり癒しにいける、そんな大分県を代表する温泉地の湯平温泉であり続けてほしいと川を眺めながら強く思いました。
ぜひ機会を作って湯平温泉で古き良き時代を思い、宿泊または温泉と食事でのんびり心と身体をリフレッシュし、石畳を歩きに行ってみませんか。
(旅館山城屋Instagramはこちら)
※外出される時は体調が万全の時に、マスクをしっかり着用して、こまめに手洗い・手指消毒をして感染症予防をいたしましょう。
↓湯平温泉 山城屋はこちら